XMTradingの取引口座は、「Micro口座」「Standard口座」「Zero口座」「KIWAMI極口座」の4種類の口座タイプがあり、それぞれ取引単位や取引コストなどの仕様が異なります。
各種ボーナス受取り対象の標準口座は、Standard口座です。初めてXMTradingで口座開設をするのであれば、この「Standard口座」で開設しておけば問題ありません。
取引手数料がかかるもののスプレッドが一番狭いのは、Zero口座です。ただし、Zero口座は最大レバレッジ500倍で取引銘柄も限定されます。
取引手数料無料でありながらスワップフリーで全銘柄を取引できるのは、KIWAMI極口座です。マイナススワップで損したくないのであればKIWAMI極口座が適しています。
XMTradingでは、自身の投資額や取引スタイルに合わせて自由に口座タイプを選択できます。異なる口座タイプで一人最大8口座を開設できます。
この記事では、XMTradingの取引口座の比較と選び方について解説しています。
XMTradingの口座タイプ比較表
Micro口座 | Standard口座 | KIWAMI極口座 | Zero口座 | |
---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 |
1ロット単位 | 1,000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最大取引量 | 100ロット | 50ロット | 50ロット | 50ロット |
最小取引量 | 0.01ロット(MT4) 0.1ロット(MT5) | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 10通貨/Lot取引毎 |
平均取引コスト(ドル円) | 1.8 pips | 1.8 pips | 1.0 pips | 0.7pips |
スワップ | 有り | 有り | 無し | 有り |
FX通貨ペア | 55通貨 | 55通貨 | 55通貨 | 54通貨 |
貴金属取引 | 4銘柄 | 4銘柄 | 4銘柄 | 2銘柄 |
株価指数取引 | 14銘柄 | 14銘柄 | 14銘柄 | 不可 |
コモディティ取引 | 8銘柄 | 8銘柄 | 8銘柄 | 不可 |
エネルギー取引 | 5銘柄 | 5銘柄 | 5銘柄 | 不可 |
仮想通貨取引 | 31銘柄 | 31銘柄 | 31銘柄 | 不可 |
株式取引(MT5のみ) | 1000銘柄以上 | 1000銘柄以上 | 1000銘柄以上 | 不可 |
口座開設ボーナス | 獲得可能 | 獲得可能 | 獲得可能 | 獲得可能 |
入金ボーナス | 獲得可能 | 獲得可能 | 獲得不可 | 獲得不可 |
ロイヤルティボーナス | 獲得可能 | 獲得可能 | 獲得不可 | 獲得不可 |
銘柄名表記 | 銘柄名micro | 銘柄名のみ | 銘柄名# | 銘柄名. |
- 最小入金額:全口座タイプ500円~
- 最小出金額:100円~(銀行送金は1万円以上)
- 自動売買、両建て、スキャルピング:可能
- レバレッジ制限:4万ドル~8万ドルは500倍、8万ドル~20万ドルは200倍、20万ドル以上は100倍へ制限
- 口座維持手数料:基本無料(90日間取引がないと休眠口座維持手数料1ヶ月5ドル)
- マイナス残高リセット:対応(投資額以上の損失なし)
- 無料VPS:条件付きで提供
上記の口座タイプ比較表から見て分かる通り、取引手数料を考慮しても取引コストが一番安いのはZero口座です。
ただし、Zero口座は取引銘柄や最大レバレッジ500倍の制限があります。「FXしか取引しない、最大レバレッジ500倍でも良い、ボーナスは不要」というのであれば、Zeroが一番良いです。
次に取引コストが安いのはKIWAMI極口座です。Zero口座のように最大レバレッジや取引銘柄に制限はありません。スワップも無いので、数日間かけて取引をするスイングトレードをする方でマイナススワップが嫌な方はKIWAMI極口座が向いています。
「でも全てのボーナスも活用したいし、色々な制限なく標準的に使いたい」というのであれば、Standard口座がオススメです。
入金額(投資額)が1万円以内と少ない場合は、Micro口座が適しています。
初めてXMTradingで口座開設する方は、「Standard口座」か「Micro口座」が適しています。
Micro口座の特徴
項目 | Micro口座 |
---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 |
1ロット単位 | 1,000通貨 |
最大取引量 | 100ロット |
最小取引量 | 0.01ロット(MT4) 0.1ロット(MT5) |
取引手数料 | 無料 |
平均取引コスト(ドル円) | 1.8 pips |
スワップ | 有り |
FX通貨ペア | 55通貨 |
貴金属取引 | 4銘柄 |
CFD取引 | 全て対応 |
各種ボーナス | 全て獲得可能 |
銘柄名表記 | 銘柄名micro(例:USDJPYmicro) |
Micro口座は、1ロット1,000通貨単位の少額取引向けの口座です。
MT4であれば0.01ロット(10通貨)単位、MT5であれば0.1ロット(100通貨)単位で取引できるので、1回の取引に約2円*で取引できます。(*計算例)ドル円150円の場合。150円 ✕ 10通貨 ÷ 1,000(倍レバレッジ) = 1.5円
1ロットあたりの単位や最大取引量が異なること以外は、Standard口座と仕様は同じです。全てのボーナス獲得に対応している口座です。
Micro口座は、お試しに1万円以内を入金して取引したい人向けの口座タイプです。
Micro口座で取引した場合の必要証拠金や損益の目安表
投資金(残高) | 取引ロット数 | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | 50 pipsの損益 |
---|---|---|---|---|
500円 | 0.1(100通貨) | 15円 | 3,333% | 50円 |
3,000円 | 2.00(2,000通貨) | 300円 | 1,000% | 1,000円 |
5,000円 | 3.50(3,500通貨) | 525円 | 952% | 1,750円 |
10,000円 | 7.00(7,000通貨) | 1,050円 | 952% | 3,500円 |
50,000円 | 35.00(35,000通貨) | 5,250円 | 952% | 17,500円 |
*USDJPYが150.00円の為替レートのときの計算例
Micro口座で0.1ロット(100通貨)の取引をする場合は、たったの15円のみで取引できます。XMTradingの最小入金額500円でも取引ができるのがMicro口座の特徴です。
Micro口座は、FX初心者や投資金が1万円以内の人にオススメ
Standard口座の特徴
Standard口座 | |
---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 |
1ロット単位 | 10万通貨 |
最大取引量 | 50ロット |
最小取引量 | 0.01ロット |
取引手数料 | 無料 |
平均取引コスト(ドル円) | 1.8 pips |
スワップ | 有り |
FX通貨ペア | 55通貨 |
貴金属取引 | 4銘柄 |
CFD取引 | 全て対応 |
各種ボーナス | 全て獲得可能 |
銘柄名表記 | 銘柄名のみ(例:USDJPY) |
Standard口座は、1ロット10万通貨単位で全ての銘柄の取引可能、全てのボーナスも獲得可能な標準的な口座です。
Standard口座とMicro口座との違いは、1ロットあたりの通貨量と最大取引量のみが異なり、その他の仕様は全て同じです。
0.01ロット(1,000通貨)単位で取引が可能で、1回の取引は150円前後から取引できます。(*計算例)ドル円150円の場合。150円 ✕ 1,000通貨 ÷ 1,000(倍レバレッジ) = 150円
Standard口座は、全てのボーナスに対応しているので、ボーナスを活用してお得に取引をしたい人向けの標準口座タイプです。
Standard口座で取引した場合の必要証拠金や損益の目安表
投資金(残高) | 取引ロット数 | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | 50 pipsの損益 |
---|---|---|---|---|
5千円 | 0.01(1,000通貨) | 150円 | 3,333% | 500円 |
1万円 | 0.10(1万通貨) | 1,500円 | 666% | 5,000円 |
5万円 | 0.35(3万5千通貨) | 5,250円 | 952% | 17,500円 |
7万円 | 0.50(5万通貨) | 7,500円 | 933% | 25,000円 |
10万円 | 0.70(7万通貨) | 10,500円 | 952% | 35,000円 |
50万円 | 3.50(35万通貨) | 52,500円 | 952% | 175,000円 |
*USDJPYが150.00円の為替レートのときの計算例
Standard口座で取引できる最小ロットである0.01ロット(1,000通貨)を取引する場合、約150円程度があれば取引できます。
Standard口座はMicro口座とは異なり、大きなロットでも取引できるので、大きな利益を狙いたい場合は、Standard口座がおすすめです。
Standard口座は、大きな利益を狙いたい人や各種ボーナスを活用してお得に取引したい人にオススメ
KIWAMI極口座の特徴
KIWAMI極口座 | |
---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 |
1ロット単位 | 10万通貨 |
最大取引量 | 50ロット |
最小取引量 | 0.01ロット |
取引手数料 | 無料 |
平均取引コスト(ドル円) | 1.0 pips |
スワップ | 無し |
FX通貨ペア | 55通貨 |
貴金属取引 | 4銘柄 |
CFD取引 | 全て対応 |
各種ボーナス | 口座開設ボーナスのみ獲得可能 |
銘柄名表記 | 銘柄名#(例:USDJPY#) |
KIWAMI極口座は、取引手数料無料でありながらスプレッドが狭く取引コストを抑えられ、スワップも無いのでマイナススワップを気にすることなく取引できる口座です。
ただし、初回口座開設ボーナス以外のボーナスは対象外なので、ボーナスを使ってお得に取引したい人には向いていません。
「ボーナス不要でも取引コストを抑えたい、レバレッジ1000倍を使いたい、CFDも取引したい、スワップは不要」という人向けの口座です。
KIWAMI極口座で取引した場合の必要証拠金や損益の目安表
投資金(残高) | 取引ロット数 | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | 50 pipsの損益 |
---|---|---|---|---|
5千円 | 0.01(1,000通貨) | 150円 | 3,333% | 500円 |
1万円 | 0.10(1万通貨) | 1,500円 | 666% | 5,000円 |
5万円 | 0.35(3万5千通貨) | 5,250円 | 952% | 17,500円 |
7万円 | 0.50(5万通貨) | 7,500円 | 933% | 25,000円 |
10万円 | 0.70(7万通貨) | 10,500円 | 952% | 35,000円 |
50万円 | 3.50(35万通貨) | 52,500円 | 952% | 175,000円 |
*USDJPYが150.00円の為替レートのときの計算例
KIWAMI極口座で取引した場合の必要証拠金や損益は、Standard口座と同じです。
KIWAMI極口座もレバレッジ1000倍を利用できるので、0.01ロット(1,000通貨)を取引する場合、約150円程度があれば取引できます。
KIWAMI極口座のスプレッドはStandard口座よりも狭く、KIWAMI極口座のスワップは無いので、マイナススワップになってしまう通貨ペアやCFD銘柄を取引する際は、Standard口座よりもお得です。
KIWAMI極口座は、ボーナス不要でも取引コストを抑えたい人やスワップも不要の人にオススメ
Zero口座の特徴
Zero口座 | |
---|---|
最大レバレッジ | 500倍 |
1ロット単位 | 10万通貨 |
最大取引量 | 50ロット |
最小取引量 | 0.01ロット |
取引手数料 | 10通貨/Lot取引毎 |
平均取引コスト(ドル円) | 0.7pips(スプレッドは最小0.0 pips~) |
スワップ | 有り |
FX通貨ペア | 54通貨 |
貴金属取引 | 2銘柄 |
CFD取引 | 不可 |
各種ボーナス | 口座開設ボーナスのみ獲得可能 |
銘柄名表記 | 銘柄名.(例:USDJPY.) |
Zero口座は、最大レバレッジ500倍、FXや貴金属取引のみ、ボーナス不可、取引手数料有り、と複数の制限があるものの、スプレッドが0.0 pips~と狭い特殊口座です。
最大レバレッジ500倍などの制限があっても、取引コストの安さを重視する方向けの口座です。
Zero口座の取引手数料について
Zero口座の取引手数料は、新規注文から決済までの往復で「10通貨/Lot」が発生します。「10通貨」とは、取引した通貨ペアの為替レート✕10という意味です。
例えば、ドル円の為替レートが150円のときに取引する場合は、1ロット(10万通貨)取引毎に1,500円(150円✕10通貨)の手数料がかかります。0.01ロット(1,000通貨)であれば、15円の取引手数料です。
ユーロドルの為替レートが1.15000ドルで1ロット(10万通貨)取引した場合は、11.5ドル(1.15✕10通貨)の取引手数料がかかります。このとき、ドル円が150円だった場合、11.5ドルの手数料は日本円換算で1,725円(11.5✕150)です。
この取引手数料は、確定申告の際に経費に計上できます。
Zero口座で取引した場合の必要証拠金や損益の目安表
投資金(残高) | 取引ロット数 | 必要証拠金 | 証拠金維持率 | 50 pipsの損益 |
---|---|---|---|---|
5千円 | 0.01(1,000通貨) | 300円 | 1,666% | 485円 (15円手数料) |
3万円 | 0.10(1万通貨) | 3,000円 | 1,000% | 4,850円 (150円手数料) |
7万円 | 0.30(3万通貨) | 9,000円 | 777% | 14,550円 (450円手数料) |
10万円 | 0.40(4万通貨) | 12,000円 | 833% | 19,400円 (600円手数料) |
50万円 | 2.00(20万通貨) | 60,000円 | 833% | 97,000円 (3,000円手数料) |
*USDJPYが150.00円の為替レートのときの計算例
Zero口座は、他の口座タイプとは異なり、最大レバレッジ500倍となるので、必要な証拠金も他の口座タイプよりも2倍に増えます。0.01ロット(1,000通貨)の取引をする場合は、300円が必要です。(他口座タイプは150円)
そのため、他の口座タイプと同じ量を取引する場合は、投資金も約2倍が必要になります。
Zero口座の最大のメリットは、取引コストの安さです。その他の点はデメリットが多くありますが、絶対的に取引コスト重視の方には向いている口座です。
Zero口座は、レバレッジ500倍など多くの制限があっても取引コストを最重視する人にオススメ
主要通貨ペアの平均スプレッド比較
通貨ペア | Micro口座 | Standard口座 | KIWAMI極口座 | Zero口座 / 手数料込 |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 1.8 pips | 1.8 pips | 1.0 pips | 0.1 pips / 1.1 pips |
EUR/USD | 1.6 pips | 1.6 pips | 0.7 pips | 0.1 pips / 1.1 pips |
GBP/USD | 2.0 pips | 2.0 pips | 1.0 pips | 0.2 pips / 1.2 pips |
AUD/USD | 2.0pips | 2.0 pips | 1.1 pips | 0.4 pips / 1.4 pips |
USD/CAD | 2.3 pips | 2.3 pips | 1.5 pips | 0.5 pips / 1.5 pips |
EUR/JPY | 2.9 pips | 2.9 pips | 2.3 pips | 1.1 pips / 2.1 pips |
GBP/JPY | 3.7 pips | 3.7 pips | 2.7 pips | 1.2 pips / 2.2 pips |
AUD/JPY | 3.3 pips | 3.3 pips | 2.2 pips | 1.2 pips / 2.2 pips |
CAD/JPY | 3.5 pips | 3.5 pips | 2.9 pips | 1.4 pips / 2.4 pips |
*当サイトが調査した平均スプレッド(最小スプレッドではありません)
*Zero口座の取引手数料込みのpipsは目安です。実際には、10通貨/Lotの取引手数料が発生します。
ドルストレート通貨ペアは、KIWAMI極口座がスプレッドが狭い傾向があります。クロス円通貨ペアは、Zero口座がスプレッドが狭い傾向があります。
ただし、スプレッドを計測する時間帯等によってもスプレッドは異なりますので、上記のスプレッド値は目安です。
口座タイプ別の向き不向き比較
推奨口座タイプ | 向いている人 | 不向きな人 |
---|---|---|
Micro口座 |
|
|
Standard口座 |
|
|
KIWAMI極口座 |
|
|
Zero口座 |
|
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XMTradingの口座タイプの比較と選び方のまとめ
- 初回の口座開設は、Standard口座がオススメ
- 標準的な制限なしの口座は、Standard口座
- 1万円以下の入金でお試し取引をしたいのであればMicro口座
- ボーナス不要でも取引コストを安くしたいのであれば、KIWAMI極口座
- スワップ不要であれば、KIWAMI極口座
- レバレッジ500倍、ボーナスなし、CFD取引不可等の制限があっても狭いスプレッドを希望は、Zero口座